北アルプス燕岳の山小屋スタッフがおくる日々の様子

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冬将軍。

帰省ラッシュがいよいよ始まりましたね。今年もあと数日となりました。
冬型の気圧配置となり、強い寒気が入ってきて厳しい寒さが続いています。
麓の安曇野では曇り空のようですが、ここでは雪が降り続き、視界もあまりなく、真っ白な世界でした。



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このような天気図になるとこの稜線では強い西風が吹きます。今日は歩けないほどの風ではありませんでしたが、稜線上は強い西風が吹き続けました。
小屋からほんのちょっとのイルカ岩まで行ってきましたが、長くは居られませんでした。


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そんな天気の中、2回目の登頂ツアーの方々は外で風の当たらない所を選んで、雪上講習を行っていました。
水用の雪を取るために外に出る以外は小屋の外にはでたくないような天気でした。それでも数名の方々が登ってこられました。


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積雪量が最も多くなる小屋の東側は、春にはすっぽり埋まってしまっていますが、まだ一部が顔を出しています。積雪量としては例年より多いわけではありませんが、このような天気が続くと例年並みの積雪量になっていくのでしょう。


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冬型の気圧配置になった時、この冬季小屋の角から玄関までの約100mは強烈な風が吹きます。目出し帽やヤッケのフードなどで顔を出さないようにして下さい。この角を曲がる前に一旦装備の確認をするといいでしょう。晴れていれば問題のない所なんですが。


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今日の最低気温はマイナス20℃、最高気温でもマイナス18℃ど厳しい寒さになりました。試しに濡れたタオルを外に置いてみるとわずか数分で棒のようにかちかちに凍ってしまいました。
風速1mにつき、体感温度は1℃下がるので、風を受けているところではマイナス30℃以下の体感温度になっていたことと思います。


1312286b.jpg
モノクロの写真ばかりになってしまったので、25日の写真を載せたいと思います。晴れればこんな素敵な景色が見られます。
今これだけ天気が悪いと年末年始は天気が少しは良くなるのではと期待したくなります。
明日辺りから、燕岳に登ってこられる方も多くなります。
河地
2013年12月28日 | - | トラックバック(0)件 |
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tubame1921

Author:tubame1921
標高2,763m、長野県北アルプス「燕岳」の袂にある山小屋「燕山荘」から、リアルタイムでその日の出来事をお伝えしていきます!

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